自分の手で触れてみることが、モノの力に気づくきっかけになることがある。
さっき、スチールラックを処分するのをやめた。
もう使わなくなるだろうと思っていた。でも解体するうちに、新品同様なことに気づいた。組み立ててからまったく動かさずに使っていたから、劣化は見られない。ホコリをかぶっているところもあるけれど、こびりついた汚れもない。
新たな使いみちも思いついた。そうすると、もう捨てる気にはなれない。
こんまりさんの、ときめきの魔法と同じだなと思った。捨てるか残すか判断するときには、ちゃんと手で触れて、モノを起こしてあげてから決めるのがいいのだろう。