素質
森拓郎さんがvoicyで、人には素質の違いがあるものだと認めた上で、自分の目標を達成するための努力をしましょう、というような話をしていた。
素質の違いを認めるという姿勢が、森さんの面白い、特徴的なところだと思う。
こういう傾向は、森さんがトレーナーとして、桁違いの才能を目の当たりにしてきたからなんだろうなと思った。生まれ持っての美しさやパフォーマンスを真近に見る機会を重ねているから、素質の違いという前提を無視するわけにはいかないということなのだろう。実感のこもった話なのだろうと思った。
それから、素質の上にあぐらをかいているだけの人、スポーツでいい線まで行った人の中にはいっぱいいる、らしい。そうなんだろうなーと思う。
もう我々、心理学や発達に関わるものたちが数々の研究の末に「知能は7-8割は生まれつき決まってる。性格も」と証明しているのに、未だに「お母さんの育て方が〜」「お母さんが仕事をしているから〜」が廃れないの、心理学を修め、発達を勉強した専門職としてはマジでビビる。
— Y (@y_psychologist) 2018年8月28日
生まれの違いというのは想像以上に大きいもの、というのが本当のところなのかも。